「ちゃんと知りたいアトピーと食物アレルギー」と題して、第一回アレルギーセミナーが松山市コミュニティーセンターで開催された。このセミナーは公明党愛媛県本部女性局が主催したもので、県下各地よりアトピー性皮膚炎等で長年悩んでおられる方や、様々なアレルギーでお友達と同じ給食が食べられない、等のお子さんやお孫さんをお持ちのご家族の方々が多数参加。セミナーではまずNPO法人「アレルギーを考える母の会」代表の園部まり子さんが挨拶。ご自身も次男が食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、ぜん息等があり、家族とともに苦闘の日々を過ごした事を通し、「アレルギーの専門医がどこにいるのかという、患者にとって必要不可欠な情報の大切さを痛感した」と、活動を始めたきっかけを紹介。続いて今回の講師である「赤澤晃」先生の講演。赤澤先生は現在、国立成育医療センターの総合診療部小児期診療科医長。アレルギー医療の最前線に立ちながら、白衣を脱いで、時間をかけて子ども達の声に耳を傾ける丁寧な診療に信頼も厚い。今回はアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの根本的な原因や、正しい治療方法などを分かりやすく説明。多くの人が間違った認識と情報の混乱により、正しい治療がなされていない事に言及。参加されたお子様連れのお母さん達も真剣に聞き入っていた。私自身も娘がアトピー性皮膚炎で辛い経験をしているだけに、正しい知識を持った上で治療をする事の大切さを改めて認識。
最後に公明党代表代行の「浜四津敏子」参議院議員より、今回のセミナー開催までの経緯や、アレルギーや癌対策への公明党の取り組みについて、様々な角度から紹介をして頂きセミナーは無事終了。主催者よりお礼の挨拶の後、会場は即席の診療所に。赤澤先生の御好意により、参加者の相談に応じていただく時間を設けて頂く。
個人的な話ではあるが今回、浜四津代表代行の空港~会場間送迎の大役をおうせつかり、緊張の中にも貴重な経験をさせて頂く事ができた。
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