この度「耐震改修工事」成った、東温市中央公民館に於いて、「東温市自主防災組織連絡協議会発足式」(設立総会・記念講演会)が開催された。我が東温市では、平成23年度末時点で、市内34の自治会全てに「自主防災組織」が結成され、結成率100パーセントとなった。今後、より一層の機能充実と、各自治会間の連携強化のため今回の協議会発足となった。第一部の設立総会に続き、第二部では記念講演会が行われ、自衛隊愛媛地方協力本部長の元脇康司氏の「危機管理(自主防災)のすすめ~自衛隊の東日本大震災における対応を参考に~」と、愛媛大学防災研究センター副センター長、高橋治郎氏による「東南海・南海地震に備える地域減災」の2題について記念講演が行われた。両氏はこれまでの危機管理は「万一その時が来た時は・・・」的な発想が少なからずあったが、これからは「その時は必ず来る」という意識が重要とした上で、リアリティのある訓練等が重要と力説。また、自分の暮らす地域の自然環境や社会環境を知っておくことが、減災に繋がることを分かり易く説明。改めて「自助」「共助」「公助」の役割について考え直す良い機会となった。
コメント